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ラブ 沖縄@辺野古・高江・普天間

Photoいま、沖縄の桜坂劇場と神奈川のジャック&ベティでこの映画上映されています。
ともに、米軍基地をかかえた基地県です。この痛みが全国に広がらないことは未来にとって不幸なことです。
以下は映画評です。


 1995年の少女暴行事件から始まった普天間基地返還と辺野古移転に反対する県民の闘い、そして高江に建設しようとしているオスプレイ用のヘリパッド基地建設反対闘争、それに対する日本政府の対応を描いたドキュメンタリーです。
 沖縄防衛局の職員、沖縄県警の警察官、そして映画「海猿」では人々の命を体を張って守ろうとしている海上保安庁の職員たちまでもが、なぜか反対をしている市民に牙をむいています。ここには米軍基地のために日本人同士がいがみ合うという不条理があります。
 沖縄には日本の米軍基地の74%が集中し、沖縄本島の20%が戦後60年も経つというのに、いまだに米軍に占領され続けています。これはどう考えてもおかしなことです。沖縄では、以前から日本政府による差別という言葉が出ていましたが、いまやそれは多くの人たちの共通の言葉となっています。
 2011年2月、高江での沖縄防衛局と反対派住民との攻防のシーンでは、筆者がちょうど座り込みに参加していたときに激しいぶつかり合いとなり、作業をさせまいと走り回ったことが思い出されます。
 辺野古での海上でのカヌーややぐらにへばりついての阻止行動、高江での体を張った抵抗行動、そして普天間でのゲート前での闘いはどれも現場を知るものとしては命を懸けたたたかいでもあったのです。
 ある人の言葉が印象的です。「私がここで阻止しなければ、イラクの子どもたちを殺している行為の加害者となるのです。」
 タバコはなし。昨年、「誰も知らない基地のこと」という映画で紹介された「高江」の場面ではそこだけ喫煙シーンがあってがっかりしたのですが、今回は同じ人が映っていましたがタバコは映っていませんでした。やんばるの森にタバコの煙は似合いませんからね。
 最後に、この映画の後半で歌われた「沖縄を返せ」の歌詞を。70年代では、本土復帰を求めてよく歌われていました。<固き土を破りて 民族の怒りに燃える島沖縄よ 我らと我らの祖先が 血と汗をもて守り育てた沖縄よ 我らは叫ぶ沖縄よ 我らのものだ沖縄は 沖縄を返せ 沖縄を返せ> これを1995年頃、石垣市生まれの大工哲弘さんは、<沖縄を返せ 沖縄へ返せ>と歌い、いま普天間では、<普天間を返せ 沖縄へ返せ>と歌っています。

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