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しあわせのパン

  映画「しあわせのパン」は久しぶりに心温まるものでした。美しい北海道の自然とゆったりと流れる時間。ぜひとも多くの人に観ていただきたい映画です。特に原田知世はぴったりのはまり役。すてきな女優です。

以下は無煙映画評です。

Photo「しあわせのパン」 三島有紀子監督 ○ ☆☆☆

 東京から北海道に移住したりえさん(原田知世)と水島君(大泉洋)のふたりは湖が見える高台でパンカフェ「マーニ」を始めました。「マーニ」というのはちょっと哀しい訳ありのりえさんが大好きな絵本の主人公の少年の名前です。そんなパンカフェ「マーニ」には常連さんのほかに、ふられた女性や、母親が出て行ってしまった少女などが訪れます。ふたりはそれぞれが抱える哀しみに丁寧に作られた料理と焼きたてのパンで慰めるのでした。
 北海道の美しい自然を背景においしそうなパンと料理にほんとうの幸せとは何なのかを考えさせられます。丁寧な言葉使いやしぐさ、そしてやさしい音楽が心地よい作品です。ひつじのゾーファのナレーター(声 大橋あゆみ)も生きています。今年デビュー30周年を迎える原田知世が彼女の持ち味を充分生かした彼女でなければできない役どころでした。
 また、主題歌となった、矢野顕子と忌野清志郎の二人が歌う「ひとつだけ」がいつまでも心に残りました。
 いつも喫煙する中村嘉葎雄が喫煙するのではないか心配でしたが無煙でした。2012年早々に「無煙映画賞作品賞」及び「主演女優賞」ノミネート間違いなしの作品です。

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