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大地再生エゴマプロジェクト趣旨

「大地再生のエゴマプロジェクト」 放射能で汚染された東日本とりわけ福島の大地を再生させるために、エゴマという植物で土壌中の放射性物質とりわけセシウムを吸収させ、メタン発酵槽やゼオライトなどで回収し、加えて自然エネルギーを作りだそうとするプロジェクトです。

このプロジェクトには3つの可能性と目標があります。

 1)エゴマはセシウムを比較的多く吸収する油脂植物ですが、その種から搾った油にはセシウムが移行せず、放射性物質の含まれていない油を生産できる可能性があります。このことが確かめられれば放射能に汚染された地域でも、エゴマなら油の原料として経済作物として栽培普及が可能になります。加えてエゴマは福島県が全国一の生産量を誇っていた特産品であります。福島の特産品エゴマで福島が復興できる可能性があるのです。

 2)このプロジェクトはメタン発酵槽とゼオライトの力を借りて、放射性物質を大地から回収しようとするものです。メタン発酵槽からは肥料分の多い消化液(液肥)が多くでます。この消化液からセシウムが回収されれば、残りは放射性物質に汚染されていないクリーンな有機肥料として使うことが出来ます。放射能に汚染された大地ではこれまでのような有機肥料を作ったり使ったりすることが出来なくなってしまいました。原料の落ち葉、腐葉土、米ぬか、油粕、草、ワラ、モミガラ、植物残渣など、すべてが放射性物質に汚染されてしまったため、使えなくなってしまったのです。これまでの再生可能な循環型の有機栽培、自然農法が出来なくなってしまいました。しかし、このプロジェクトによって放射性物質を含まない液肥(有機肥料)が出来るなら、持続可能な循環する農業が復興できるのです。

 3)このプロジェクトはメタン発酵槽などを通して自然エネルギーを作り出すことも目標の一つとしています。メタン発酵槽に有機物を投入するとメタン菌の働きでメタンが発生します。メタンは天然ガスの主成分でもあるカロリーの高いガスですが、単なる燃料としばかりでなく発電の原料としてもつかわれています。家庭への普及が始まった燃料電池はメタンから水素を取り出すことによって電気とお湯を作り出しています。有機物からでるバイオガスを精製する技術が進めば、熱エネルギーばかりでなく電気エネルギーも自給できる可能性がでてきます。今回の原子力発電所の爆発と放射能の汚染によって、私たちは、原子力が制御不能で長い将来にわたって放射能の害を残す、持続できないエネルギーであることを知らされました。この原子力に代わるエネルギーを作り出さなければなりません。メタンを始めとするバイオガスはその一つです。このプロジェクトによって自然エネルギーの可能性を求めていきたいと考えています。

 

注)このプロジェクトは放射能汚染が高く避難が指示ないし勧告されている地域(年間被曝量が20ミリシーベルトを越える地域)では行えませんが、それ以外の汚染地域である程度の犠牲(被曝)を覚悟しながら行うものです。子どもや若い女性がこのプロジェクトに直接参加することはおすすめできませんが、間接的な参加を呼びかけています。

 

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